サシスセソサシスセソ

サテン (satin)

サテンウィーブ(朱子織)による織物をいいます。漢字では本来「繻子(薄い絹織物)」と書くが、その音を当て字した「朱子」と書くことが多いです。経糸あるいは緯糸のいずれか一方が表面に多く浮き出している組織で、表面がすべすべして光沢性に富むものになています。反面、摩擦に弱いという欠点があります。

シースルールック (see-through look)

「シー(見る、見える)」と「スルー(通り抜けて、貫いて)」から成る語で、1945年に文献初出しています。単に「シースルー」ともいいます。透けて見える衣服の装いをいいます。近年のファッションとしては1960年代に流行しました。「透け透けルック」「ヌーディルック」「トランスペアレントルック」「シアールック」などと同義語になります。またそのような衣服を「シースルーコスチューム」「トランスペアレントコスチューム」などといいます。

シフォン (chiffon)

①薄く柔らかい織物。②(リボン、レースなどの婦人服の)飾り–などの意味であります。織物用語では通常のものよりも薄く柔らかいものをいいます。代表的なものに「シフォンベルベット」「シフォンタフタ」「シフォンシルク」などがあります。語源は古フランス語の「chipe=(布の)切れ端、襤褸」で、フランス語「シフchiffe=襤褸ぎれ」→同「シフォンchiffon」を経由して1756年に「絹モスリン、飾りレース」という意味で文献初出しています。なおフランス語「シフォン」は、①襤褸ぎれ、雑巾。②(皺くちゃの)布・衣服・紙。③(婦人服の)飾り、装身具。④裁ち屑–などの意味であります。

シャーリング (shirring)

布地に2本以上の縫い目を入れ、縫い糸を引き絞るなどで無作為的に波状の無数の襞(皺)を作ること、および作った縫い縮め飾り襞をいいます。ギャザーに似ているが、ギャザーは布地の一端に作った襞を指し、シャーリングは布全面に襞を作ったものをいいます。普通は縫い糸にゴム糸など伸縮性糸を用いることによって襞を作ります。

スクエアーネックライン (square neckline)

四角に刳った襟ぐりをいう。スクエアは特には「正方形、真四角」を指すため、厳密には襟明きが正方形になったものを指すことが多いですが、横に長い煉瓦型の「ブリックネックライン」と方形、四角ということでは共通しているため同義語になります。

スタンドカラー (stand collar)

「立ち襟(詰め襟)」を意味する和製語で、本来は「スタンダップカラー(スタンドアップカラー、スタンディングカラー)」などといいます。

ストレッチ (stretch)

繊維用語では「弾力性がある、伸縮性がある」などの意味に用い、「ストレッチヤーン(伸縮糸、弾性糸)」「ストレッチファブリック(伸縮性繊物)」などがあります。

スパングル (spangle)

舞台衣装やパーティードレスなどに縫い付けて飾る、光をきらきらと派手に反射する金属やプラスチックの「(小さな)薄片」をいいます。日本では訛って「スパンコール」ということが多いです。

スパンデックス (spandex)

特殊な合成繊維で大きく伸縮する長繊維糸のこと。原料はポリウレタン樹脂を紡糸したものが多い。ゴムの様に良く伸び、耐久力が高い。ドレス等の生地の場合は伸縮性によるフィット感と耐久性の面から人気の素材です。

スラッシュドネックライン (slashed neckline)

前後とも襟ぐりをせず、直線上に明いたままの首回りをいいます。「ポンチョ」の首明きが代表的であります。

スリット (slit)

服飾用語としては衣服の運動性をよくするためや変化を持たせて装飾性を高めるため衣服の端から細長い切れ目を入れた開口(切れ込み)をいいます。普通は肩、襟元、袖口、裾部分などの縫い目を利用して作ります。スリットの効果を最大限に発揮しているものは「チャイニーズドレス」「チャイナドレス」「中国服」です。これはウエストの脇辺りから裾にかけて長いスリットを入れ、女性の脚線美を強調しています。

スリットネックライン (slit neckline)

ワンピースドレスなどで前中央の縦に深く切り込み(スリット)を入れた襟ぐりをいいます。

スレンダールック (slender look)

細身のワンピースドレスなどによる「細い(細く見せる)装い」をいいます。「スレンダーライン」「スリムルック」「ナロールック」などと同義語になります。

シャンタン (Shantung)

本来は柞蚕糸(野蚕糸)を用いたポプリンに似た平織りで横畝の目立つ粗野な織り物です。節(フシ)のある生糸を使って縦の絹糸と横は節のある絹玉糸で織られています。生地は丈夫で張りがあり、節模様が趣を感じます。また光沢がありドレスにも多様に使用されています。かつて中国の「山東省(シャントゥン:シャンタン)」で多く産した事に因むようです。