ファッション用語解説

アシンメトリー (asymmetry)
「アシメトリー」とも書きます。「非対称」「不均斉(不均整)」などの意味であります。1652年頃に文献初出しています。服飾用語では左右などがデザイン的に意図された非対称の形をいい、「ワンサイディド(ワンサイド)」「オフバランス」などとほぼ同義語になります。対語は「シンメトリー」になります。変化があるのが特徴でしゃれた印象を表現したい時のテクニックとして表現します。
アメリカンスリーブ (American sleeve)
「米国式の袖ぐり」の意味で身頃を首回りから脇下に向かって斜めにカットし、肩先を大きく露出させた形をいいます。前面から見ると「ホルターネック」にやや似ているが、ホルターネックの場合は背中が大きく明いているのに対して、アメリカンスリーブは前と背が同形です。
アルファベットライン (alphabet line)
1954年にパリのChristianDior(クリスチャンディオール)が発表した「Hライン」(シルエットの形がHの形)を始めとして、その後の「Aライン」「Yライン」「Xライン」「Iライン」を指すが、「チューリップライン」「アローライン」「トラペーズライン」なども含めていうこともあります。
首から袖ぐりまで、大きくカッティングされたデザインです。
イブニングドレス (evening dress)
格式の高い晩餐会や公式行事としての舞踏会、観劇、音楽会などに着用する主として女性の衣服をいう。1797年に文献初出している。日本では「夜会服」といいます。
Aライン (A line)
1955年にパリのChristianDior(クリスチャンディオール)が発表したシルエットで、上半身から裾に向かって広がっています。このためウエストはややゆったりしている。「アルファベットライン」の1つです。
エンパイアライン (Empire line)
エンパイアスタイルの特徴は、①大きい襟ぐり。②エンパイアハイト、エンパイアドレスなどと呼ばれる衣服(ドレス)で、極端に高いウエストライン(ハイウエスト、エンパイアウエスト)のシルエット(エンパイアライン)。③袖はパフスリーブなどさまざまな工夫を凝らした形のもの。④コルセットを廃した。⑤ドレスは全体として直線的なほっそりした形で、薄い生地を用い自然の肉体美を誇示し、色も白がほとんど–などでありました。これらは古代ギリシャ、ローマ時代の服飾を取り入れたもので、当初は英国から始まったものであったが、ナポレオンの妃「ジョセフィーヌ」が好んで着たこともあって世界的になりました。現在の感覚でいえばハイウエストの「シュミーズドレス」「キャミソールドレス」に近いです。
オーガンジー (organdie,organdy)
原型は絹織物と思われるが、西欧で主として作られたのは綿織物でありました。強撚糸を用い、生地を苛性ソーダで処理(マーセライズ[シルケット])して収縮を与えるとともに光沢を出し、やや固く張りのある風合いにしてあります。名の由来は不詳であるが、おそらくロシアのトルキスタン地方のウズベク共和国の中部にある古都「ウルゲンチUrgench」にちなむとされています。
オーストリアンクリスタル ()
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オフショルダー (off-shoulder)
肩(ショルダー)部分がない(オフ)–という意味で、両肩を露出した形の、いわゆる「諸肌脱ぎ」の形をいう。その襟ぐりは「オフショルダーネック」、ドレスは「オフショルダードレス」などといいます。「ベアショルダー」「ベアトップ」「デコルテ」「ローブデコルテ」などと同義語になります。
カクテルドレス (cocktail dress)
女性がカクテルパーティーなどに着るフォーマルウェアーで、格式高い「イブニングドレス」に対して、華やかさのあるものが多いです。「パーティードレス」と同義語になります。
ギャザー (gather)
服飾用語としては、布の一端をゆるく縫い、その縫い糸を一方に引っ張って布端を縮め(寄せ)ます。あるいは一方の布に他の布を縫いつける際に一方の布を掻き集めるように寄せ縮めて縫い付け、布に無数に並ぶ不規則な小さい襞(皺)を生じさせているものをいいます。
キュービックジルコニア ()
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グラデーション ()
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クラッチバッグ (clutch bag)
「クラッチパース」「クラッチ」ともいいます。下げ紐や提げ手がなく、手で掴んだり脇に抱える形式のバッグ(鞄)であります。貴重品や化粧品、ハンカチを入れる程度の小型で軽く薄い横長の封筒形が多いです。「抱え鞄」ともいいます。近年は女性の携帯品が多くなって、クラッチバッグだけでは収納できないことが多いためクラッチバッグはいわゆる「セカンドバッグ(第2の鞄、補助鞄)」として、普通は大きい鞄に入れて携帯し、パーティーや食事時にアクセサリー的に持つことが多いです。「アンダーアームバッグ」「ポーチ(パウチ)」「エンベロープバッグ」「イブニングバッグ」「カクテルバッグ」「ビーズバッグ」「バニティーバッグ」などと同義語になります。cluchは「シッカリつかむ」という意味です。
クリスタル ()
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くるみボタン (covered button,self-coverd button)
「包みボタン」と書きます。芯になる素材を表面布、皮革、編地で包んだボタンの総称です。身頃と共布や別色の布地、皮革などで包んだことでもあります。「カバードボタン(セルフカバードボタン)」などと同義語になります。ブラックフォーマルやドレスシャツに使用されることが多いです。
コサージュ (corsage)
ドレスの胸や肩などに付ける花飾り。主として米語で1886年に文献初出しています。これはフランス語の「bouquet de corsage=胸の花束」の略語として用いているものであります。
サテン (satin)
サテンウィーブ(朱子織)による織物をいいます。漢字では本来「繻子(薄い絹織物)」と書くが、その音を当て字した「朱子」と書くことが多いです。経糸あるいは緯糸のいずれか一方が表面に多く浮き出している組織で、表面がすべすべして光沢性に富むものになています。反面、摩擦に弱いという欠点があります。
シースルールック (see-through look)
「シー(見る、見える)」と「スルー(通り抜けて、貫いて)」から成る語で、1945年に文献初出しています。単に「シースルー」ともいいます。透けて見える衣服の装いをいいます。近年のファッションとしては1960年代に流行しました。「透け透けルック」「ヌーディルック」「トランスペアレントルック」「シアールック」などと同義語になります。またそのような衣服を「シースルーコスチューム」「トランスペアレントコスチューム」などといいます。
シフォン (chiffon)
①薄く柔らかい織物。②(リボン、レースなどの婦人服の)飾り–などの意味であります。織物用語では通常のものよりも薄く柔らかいものをいいます。代表的なものに「シフォンベルベット」「シフォンタフタ」「シフォンシルク」などがあります。語源は古フランス語の「chipe=(布の)切れ端、襤褸」で、フランス語「シフchiffe=襤褸ぎれ」→同「シフォンchiffon」を経由して1756年に「絹モスリン、飾りレース」という意味で文献初出しています。なおフランス語「シフォン」は、①襤褸ぎれ、雑巾。②(皺くちゃの)布・衣服・紙。③(婦人服の)飾り、装身具。④裁ち屑–などの意味であります。







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